
2026年4月からNHK総合でTVアニメが放送され、あらためて注目を集めている高橋留美子先生の『MAO』。「大正時代×呪い×陰陽師」という独特の世界観にハマり、「MAOみたいな作品をもっと見たい・読みたい!」と感じている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、MAOに似たアニメ・漫画をランキング形式でベスト10まで紹介します。MAOとの共通点や作品の基本情報もあわせて解説するので、次に楽しむ作品選びの参考にしてください。
MAO(マオ)とはどんな作品?

『MAO』は、高橋留美子先生が2019年から『週刊少年サンデー』(小学館)で連載しているダークファンタジー漫画です。単行本は2026年8月18日発売の30巻が最新刊です。
主人公は、“呪い”によって900年生き続ける大正時代の陰陽師・摩緒(まお)。令和を生きる中学3年生・黄葉菜花(きばなのか)は、幼い頃に家族と事故に巻き込まれ、自分だけが生き残りました。ある日、事故現場となった商店街の門をくぐった菜花は、妖(あやかし)が蔓延る大正時代に迷い込み、摩緒と出会います。そして二人には、同じ“呪い”がかけられていたのです。
TVアニメは2026年4月4日から毎週土曜23時45分にNHK総合で連続2クール放送。アニメーション制作は、高橋作品では『犬夜叉』シリーズ以来となるサンライズで、摩緒役を梶裕貴さん、菜花役を川井田夏海さんが演じています。
MAOに似た作品の選び方

今回は次の4つを基準に作品を選びました。
- 呪いや妖が物語の軸になっている
- 大正などの時代もの・和風怪奇の空気がある
- 現代と過去・異界を行き来する構造がある
- 陰陽師や術者による戦いと謎解きがある
MAOに似たアニメ・漫画ランキングベスト10

第1位『犬夜叉』
作者:高橋留美子(週刊少年サンデー/全56巻)
アニメ:2000〜2004年(全167話)、『犬夜叉 完結編』2009〜2010年(全26話)
MAOの菜花と同じ中学3年生の日暮かごめが、実家の神社にある「骨喰いの井戸」から戦国時代へタイムスリップし、半妖の犬夜叉と四魂の玉をめぐる旅に出る物語です。現代の中学生の少女が、過去の世界で妖と戦う男性と行動をともにする構図はMAOとそっくりです。アニメ制作も同じサンライズなので、MAOから入った人がまず見るべき一作です。
第2位『人魚シリーズ』
作者:高橋留美子(週刊少年サンデーで不定期掲載)
アニメ:2003年『高橋留美子劇場 人魚の森』(全11話)
人魚の肉を食べて不老不死となり、500年を生きてきた青年・湧太と、同じく不老不死の少女・真魚の旅を描く連作です。「死ねない体」の哀しみや、人の欲が生む怪異の怖さは、900年を生きる摩緒の孤独と重なります。MAOのシリアスでダークな面が好きな人に特におすすめです。
第3位『結界師』
作者:田辺イエロウ(週刊少年サンデー/全35巻)
アニメ:2006〜2008年(全52話)
400年続く妖退治の結界師一族に生まれた中学2年生・墨村良守が、隣家の雪村時音とともに、妖を呼び寄せる「烏森」の地を夜ごと守る物語です。術を駆使した妖との戦いや、一族にまつわる因縁が少しずつ明かされていく展開はMAOと通じます。アニメはMAOと同じくサンライズ制作です。
第4位『鬼滅の刃』
作者:吾峠呼世晴(週刊少年ジャンプ/全23巻)
アニメ:2019年〜(ufotable制作)
大正時代を舞台に、鬼にされた妹・禰豆子を人間に戻すため、竈門炭治郎が鬼と戦う物語です。和装と洋装が入り混じるレトロな大正の空気感や、人ならざるものになってしまった者の悲しみはMAOと共通します。2025年7月には『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が公開されました。
第5位『うしおととら』
作者:藤田和日郎(週刊少年サンデー/全33巻)
アニメ:2015〜2016年(全39話)
寺の息子・蒼月潮が、「獣の槍」で500年間縫い止められていた妖怪・とらを解き放ち、ともに妖怪と戦う物語です。長い時をまたぐ因縁の敵へと謎が収束していく構成は、猫鬼を追う摩緒の旅と重なります。

第6位『呪術廻戦』
作者:芥見下々(週刊少年ジャンプ/全30巻)
アニメ:2020年〜(MAPPA制作)
両面宿儺の指を取り込んだ高校生・虎杖悠仁が、呪術師として呪霊と戦うダークファンタジーです。「呪い」を正面から描くテーマや、術式を駆使した駆け引きはMAOと好相性です。2026年1〜3月に第3期「死滅回游 前編」が放送され、第4期「死滅回游 後編」の制作も決定しています。
第7位『わたしの幸せな結婚』
原作:顎木あくみ(富士見L文庫)/漫画:高坂りと
アニメ:第1期2023年、第2期2025年
明治・大正を思わせる時代を舞台に、家族に虐げられてきた斎森美世が、冷酷と噂される軍人・久堂清霞のもとへ嫁ぎ、少しずつ心を通わせていく和風ロマンスファンタジーです。帝都の雰囲気や異形と戦う異能者、ゆっくり育まれる二人の絆は、摩緒と菜花の関係性が好きな人にぴったりです。
第8位『蟲師』
作者:漆原友紀(講談社/全10巻)
アニメ:2005〜2006年、『蟲師 続章』2014年
生命の原生体「蟲」が起こす不思議な現象を、蟲師・ギンコが旅をしながら解き明かす一話完結型の物語です。バトルは控えめですが、古い日本の山里を思わせる幽玄な空気と、怪異の裏にある人間ドラマは、MAOの怪奇ミステリーとしての魅力に通じます。
第9位『境界のRINNE』
作者:高橋留美子(週刊少年サンデー/全40巻)
アニメ:2015〜2017年(NHK Eテレ/全3シリーズ)
幼い頃の神隠しをきっかけに幽霊が見えるようになった真宮桜と、死神の血を引く貧乏な高校生・六道りんねが、成仏できない霊の問題を解決していくコメディです。MAOの前に連載された高橋作品で、子ども時代の不思議な体験を持つヒロイン像も共通しています。
第10位『夏目友人帳』
作者:緑川ゆき(白泉社)
アニメ:2008年〜(第7期「夏目友人帳 漆」2024年)
妖が見える高校生・夏目貴志が、祖母レイコの遺した「友人帳」を受け継ぎ、用心棒のニャンコ先生とともに妖たちに名前を返していく物語です。人と妖のせつない関わりを丁寧に描いており、MAOに登場する妖たちの情緒に惹かれた人に響く作品です。
よくある質問
Q. MAOのアニメはいつから放送?
A. 2026年4月4日からNHK総合で連続2クールの放送がスタートしました。
Q. MAOと犬夜叉に物語のつながりはある?
A. 作者とアニメ制作会社(サンライズ)は共通していますが、ストーリー上のつながりはない別作品です。
Q. MAOの漫画は何巻まで出ている?
A. 2026年9月時点では、2026年8月18日発売の30巻が最新刊です。
まとめ:MAOが好きならタイプ別にこの作品を

同じ高橋留美子作品を楽しみたい人には『犬夜叉』『人魚シリーズ』『境界のRINNE』がおすすめです。大正ロマンの空気を味わいたい人には『鬼滅の刃』『わたしの幸せな結婚』、呪いや術のバトルが好きな人には『結界師』『呪術廻戦』『うしおととら』が合います。静かな怪異譚が好きな人は『蟲師』『夏目友人帳』を選んでみてください。
なお、作品の放送・配信状況は変わることがあるため、視聴前に各公式サイトで最新情報を確認してください。気になる作品から、MAOの次に楽しむ一作を見つけてみてください。