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【社会人体験記】社畜就職!SEだった暗黒時代を語る!~その2 IT企業入社編~

GWいかがお過ごしでしょうか?

新入社員のみなさん休めてますか??

というわけで、ハローワーク就職編につづく、入社編をお楽しみください!

即採用

そう、勝手に履歴書を送った会社の懐がデカすぎて面接してくれることになったのだ。

しかも、秋葉原!

ITっぽい!

ゲーム好きとしては、帰りにゲームも買えるし、最高の立地だ!

何はともあれ、まず面接!

迷いながらもなんとか到着。

まだ、赤ちゃん企業なので簡素な雑居ビルに、その会社はあった。

トントン!

ガチャ!

おじぃが出てきた!

あの電話で履歴書勝手に送ってきたことをたしなめてくれた御人である。

応接室に通してもらい、社長登場!

デブだ!

そう、社長はデブだった。

しかし、物腰の柔らかいすんごい良い人だった。

いくら稼ぎたい?

いきなりそう言ってきた。

100万くらいほしいです。

僕は言う。

そう、僕は馬鹿なのだ。

全然稼げるよ!

社長即答。

1億の仕事取ってきてくれたら、もっとあげるよ!

夢を見せてくる!

なかなか、人の上に立つ資格のある男だった。

さすが、社長。

凡人ではないのだ。

そして、まだ20代だからと、こんな無礼者を雇ってくれた。

そもそも人材不足の業界らしく、即採用!

あっけに取られたまま僕の初就職は成功するのであった。

しかし、社会派そんなに甘いものではなかった・・・

入社

すんなり入社させて頂いて、働くことになったのではあるが、IT企業が何をするところなのか僕は知らない。

研修があるだろう。

そうタカを括っていた。

教育係に、若手の社員を付けてくれたし、この白田(仮)さんが色々教えてくれるんだよね・・・

違った・・・

自分で勉強して!

解らないことは、白田(仮)に聞いて!

奔放!

実に、奔放である。

さすが、舶来もののIT様だぜ!

実際、研修を丁寧に出来るほどの規模の会社ではなかっただけだったのだ。

そして、僕のIT人生の幕は切って落とされたのだ。

コソ勉

入社して、1か月何もすることがねぇ!

毎日、PCカタカタ・・・

いろいろ、パソコンの言語とかについて毎日毎日、白田(仮)先輩の隣のデスクで勉強していた。

はずだった、

が、

元来クズの僕は気付いたら勉強するふりをしながら、ネットを普通に見てた。

ゲームの発売日とか、新作の情報をIT企業の端くれとして丹念に調査していたのである。

すっかり、おさぼりネットサーフィンに慣れたある日。

バレた。

ふいに、巧みなフェイントを織り交ぜた白田(仮)先輩のチラ見によってバレたのであります!

仕事してください。

クールに怒られた。

そう、白田(仮)先輩はクールなデブだった。

改心した、僕はC言語の勉強から改めてITと向き合う羽目になったのだ。

そうこうしているうちに、なんか一緒にお昼ごはん連れてってくれるようになった。

すごく良い会社で、アットホームな職場だった。

今だったら、そういうの嫌がる人がいるかもだけど、僕は比較的人が好きだったので全然ウェルカムだったのよ。

そんで、その頃の秋葉原って再開発の始まりくらいだったから、ヨドバシカメラのデカい秋葉原店が近くに出来て、その上のレストラン街によく連れてってくれた。

ホント良い会社なんだよね。

いつも白田(仮)と行ってたんだけど、ある日いつも会社にいる根暗そうなおじさんもついて来たんだよね。

どうしよう、うまく話せるかな?

心配だな・・・

とかは、当時の僕には無い!!

いきましょー!!

そのひとは、吉木(仮)さん。

吉木さんはどこに住んでるんですか?今まで何してたんですか??

ライトでポップな質問攻めをして、しゃべりまくった!

よく嫌われなかったよな、こんなやつ。

ゲーム好きなのは、吉木さんと社長の会話を盗み聞きしてたから知っていたのだ。

僕も、ゲーム好きだから仲良くなりたかった、正直。

オブリビオンっていうゲームが当時話題で、その話で社長と吉木さん(仮)は連日盛り上がっていたのだ。

白き(仮)は前にゲーム何が好きかきいたら、ハーツオブアイアンと答えた。

ダメだ、硬派すぎて仲良くなれねぇ。

ハーツオブアイアンって知ってます?

知らねぇよ・・・

調べたところ、めちゃくちゃ硬派な戦争シュミュレーションゲームだった!

ひたすら、数値や世界地図クリックするマジの硬派ゲーム!

熱血硬派くにおくんのリキくらい硬派よ。

そこで、吉木(仮)と語ろうと思ったわけなのよ。

スーパーヒーロー吉木(仮)さん

この、吉木(仮)さんすげぇ人だったのよ!!

フォルツァっていう、レースゲームも好きだしなかなか見込みのありそうなおじさんだったんだよ。

しかし、しかーし僕ごときが軽く接してはいけない御人だったのです!

このお方、あの伝説のゲーム聖剣伝説のプログラマーだったのよ!

しかも、そのあとSNK行ったって!

SNKって、青春時代の1ページだよ!

餓狼伝説、龍虎の拳、キングオブファイターズ、サムライスピリッツ・・・などなど。

一世を風靡した会社だよ。

しかもそこに、破格でヘッドハンティングされたっていう。

そう!

なぜ今ここに?

だよね。

なんかマンションもあるし稼ぎ過ぎたからゆっくり隠居生活してるんだってさ。

すごいよね!

もうFIRE!

今でいうところのFIREだよね!

すごい!

尊敬だわ!

なんかこの会社楽しくなってきたわぁ!

その3につづく!!!

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