ということで、今回から社畜系SEだった時の体験談を書いていこうと思います。
辛いことも、楽しいこともありました。
バイト生活
実は、僕、今を遡ること Long Long AgoにSEをしていた時があったのです。
それまで、バイトでレンタルビデオ屋とかコールセンターとかコールセンターとか、あとコールセンターの派遣とかとか・・・
まー、つまりコールセンターばっかやって、でのらりくらり暮らしてたのね。
就職を決意
そんなある日、その時のサポートセンター的なコールセンターのバイトの時の仲間が、急にホント急に就職し始めちゃって一大就職ブームが来たの！
なんか急にみんな就職してどんどんいなくなってくの！
で、なんかバイト生活もめちゃくちゃ長くなってて、ぶっちゃけ飽きてた。
そこで、なぜか自分も就職してみようと思ったわけ！
就職なんて全然考えて来なかった人生だからどうしたらいいかわからないのですよ。
そこで、どうやらこの世にはハローワークという職業を斡旋してくれるところがあると聞いて・・・
ハローワーク行ってみた
行ってみました！
ハローワーク！！
めちゃくちゃ地区によっては荒んでるらしいけど、僕の地区は比較的クリーンな雰囲気だった。
何も知らず、整理券を引き窓口へGo！！
なんかめちゃくちゃ嫌なこと言われるって聞いてたけど、ふつーに優しいおばちゃんで幸先いい感じ！
ハロおば「どんな職種を希望ですか？」
そんなのないよ。
考えてきてないYOー！
僕「なんでもいいのがあれば！」
ハロおば「・・・・・・・」
ハロおば「資格とかありますか？」
僕「ないです。」
あるわけねぇ！
そんな人生についてまともに考えてたら、こんなことにはなってねぇ！
ハロおば「・・・わかりました。」
見かねたハロおばは適当に探してくれた。
ありがとうハロおば。
めちゃくちゃ優しいハロおばに出会えて本当に幸せです！僕ちゃん！！
そして、この間のことはちょっと記憶曖昧だけど後日不動産会社に面接に行くことになったのであった！
全然SEまだ出てこないじゃん！
初の面接
そして、数日後・・・
出撃の時が来た！
入学式ぶりのスーツ装着！！
場所は、麹町！
一等地にあるぜ！
さすが、不動産屋さん！！
とことこ目的地を目指す、僕！
あれっ！？
だんだん寂しくなる街並み・・・
寂れていく風景・・・
ボロボロのビル・・・
ここだ・・・
よぎりまくる一抹の不安・・・
意を決してエレベーターに乗り目的の階へ！
すると、小さい会社の名札に無機質な鋼鉄の扉が・・・
ピンポンを押すとおじさん登場！
あれ、何か貫禄ある・・・
言われるがままに応接室へ。
履歴書を出し、何かがっかりした表情の強面のおじさん！
危険な香り
てか、社長！！
てか、反社会的な匂いがするぞ！社長！！
ハーローワークからガタイのいい半グレ坊やが来るわけねぇだろが！
匂いを消せ！親分！！
社「不動産経験はあるの？」
僕「ないです・・・」
社「仕事内容としては不動産管理とごにょごにょ・・・あと物件の占有とか。出来る？空いた部屋に何か月か住んでもらったりするけど！」
僕の中のリトル僕「ん！？占有？カバチタレで何かよんだな・・・犯罪ぎりぎりじゃね！？いいんか？」
僕「出来ます。」
勝手に動く口！
こーゆーとこがダメなんだろうな僕ちんて・・・
社「じゃあ、後日連絡します。」
行けたんじゃね！！
犯罪グレーラインに手を染める覚悟で就職しようとしてる心意気買ってくれて採用じゃね！
終わり次第意気揚々と、友達との飲み会へビアガーデンに急ぐ僕！
そして、合流してスーツ姿の僕を笑うみんな！
チッ、チッ、チッ、笑うがいいさ。
僕は、君たちより次のステージに進んでいるからねぇ！
Go！To！NEXT！Door！
ヘブンズドアァアァァ！！！
なわけよ！
初面接の結果は
数日後、来たよ連絡！！！
はいはいはーい！
ハロおば「今回はご縁がなかったようです。」
僕「・・・・・・・ありがとうございました。」
そう！
落ちた！！！
ピチピチで汚れ仕事にも一つ返事のお侍（悪い）なのに不採用！！！
社会って厳しいものですね！
そして、僕はこの後、社畜SEへと誘われていくことになるのであった！
※あくまで、ずーっと昔のお話なので令和の時代のお話ではありません！ご安心ください！！
不動産会社面接落選から数日
不動産会社を落ちてから、勢いが付いたのか、ある意味やけくそになったのか、とにかくイケイケGO！GO！
GO！Go！ジャグラーになった僕は、矢継ぎ早にどんどん受けることにしたのであった。
そして、二度目のハローワーク！
次に、紹介してくれたのが建設業だった。
僕は、根性も体力もないので迷った。
しかし、口を開いた僕は・・・
「よろしくお願いします！」
はにゃ？
はにゃにゃーーーーー！！！！
それから数日後・・・
面接辞退のご連絡をしてハローワークとの決別をしたのである。
手あたり次第応募
そう、もう適当に家から近い職場のホームページを見て就職先を探すことにしたのである。
無謀！
アホ過ぎた。
でも、気付かない。
僕は、何も気付かない。
無知とは無敵である！
そして、ある企業をロックオン！
あろうことか、いきなり履歴書を送ったのである！
ジャニーズ事務所じゃねぇ！
僕は、ばかちんだったのだ。
音沙汰なし
愚行から２週間。
履歴書もらっといて、返事も寄こさないとは！
IT調子に乗ってんな！
無礼な振る舞いに、僕は憤っていた。
無礼で、ばかちんは僕です！！
あろうことか、突電したのだ。
本当に恥ずかしいやつだ。
若気の至りで、すまされねぇ失態！！！
履歴書を、結構前に送ったのですが・・・
え！？履歴書？いきなり送られてもなぁ！
あ！あったこれか！ちょっとまた連絡するよ！
そこで、やっと気付いたのだ！
いきなり、履歴書を送ることの非常識さが。
本当に申し訳ないです。
奇跡
終わった。
僕の、2発目の就職ロケットは大気圏突入を待たず木っ端みじんになった・・・
そう思って、友達とダーツをしていた。
けっこう、ブルってこの日は調子よかった。
そこに、電話！
こないだの、○○株式会社ですが、〇月〇日に面接来れる？
まさかの奇跡！
面接してくれることになったのだ。
器の大きい会社に大感謝したのである。
面接については、次回に続く。
