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【歌舞伎町】ホストをやってみたら初回から人気ナンバー1になれなかった話 後編

ホストの世界をなめていた僕ちん。

最初のテーブルの先輩のお客さんに無視をくらった僕ちん。

どうするぅー!

とにかく話せ!

いきなり無視されてガガーンな僕ちん。

しかし、歯科医師の夢を絶たれた僕ちんに怖いものなどなかったのである。

とにかくしゃべった。

どこ出身ですか?

お仕事は何をしてるんですか・

何歳ですか?

・・・・・

すべてNGワードである。

年齢、仕事、出身などお客さんのプライベートは聞いてはダメ。

ホストクラブには、現実を忘れるために来てる人が多い。

先輩Tさんに接客後優しくたしなめられたのでした。

話は、ちょっとそれますがこの先輩Tさんという方は非常に面倒見のいい素晴らしい人でした。

もともと、ヤンキー上がりで建設のお仕事などをされていた方で、僕ちんのホストへの勝手なイメージを覆されました。

勝手に、社会からつまはじきにされたお金をむしり取る乱暴者の無法集団だと思っていたからです。

言い過ぎ!

その後も、毎日毎日こんな使えない新人を大事なお客さんのテーブルにつかせてくれて今となっては感謝しかないです。

とにかく、しゃべる!

そこに、目覚めた僕ちんはとにかく面白く笑顔になるよう努力しました。

時には、女性のお客様に腕相撲で負けたり、しかも何回やっても勝てなかった。

どんなにしゃべっても無視される強敵に出会ったり。

その日一番売り上げがあった先輩がラストソングって感じで閉店するときにカラオケ歌うんですけど誘われてうっかりデュエットしちゃったり・・・

とにかく、失敗の連続・・・

そして、その時期はちょうどホストが急性アルコール中毒で亡くなる事件が重なったこともあり、お酒を無理に飲むということもなく、また、ホストお馴染みのキャッチもちょうど規制が強化されたばかりだったのでしなくて済むというめちゃ楽な時期でもありました。

とはいえ、新人は指名もつかずひまひまな毎日。

厨房のシェフが君はいい目をしている。売れるよ。

といただいた棒読みの激励を心の支えに頑張っていました。

ホストの先輩

ここで、ホストの人間関係というか上下関係についても触れてみたいと思います。

これは、たぶん下手なブラック企業何かよりも遥かに面倒見もいいですし、育てようとしてくれます。

後々、自分の派閥で使おうと思っているのかもしれませんが、そこに愛があるんですよね。

なんか人間臭いというか。

中には、ご多分に漏れず漫画のようにかるーく体罰的指導をいただいてゴミ捨て場に捨てられる先輩もいましたが・・・

※あくまで十数年前のお話です。

とにかく優しい。

名刺を作っていたら、名刺代出してやるわ。

とか、こんな新人にかなり上の顧問的先輩がお好み焼き食べさせてくれたり。

数か月しか先輩じゃなじゃなくてお金ないのにごはん連れてってくれたり。

昭和の文化っていうのか、部活的というかとにかく人間性が良い人が多かったですね。

その中でも、一番仲良かったのがUさん。

この、Uさんは多分半年ぐらいの先輩だったんですが、とにかくポンコツでお酒も弱くて、よく体罰的指導をうけていましたね。

仲良くなったきっかけは、僕ちんなどの使えない新人は買い出しをまかされるんですが、主にドンキや今はあるかわかりませんがポロロッカ館?というところまで2人で買い出し&サボりをしているうちにUさんの天然キャラに惚れましたね。

Uさんの1発ギャグがハマりました。

灰皿2つを耳に当ててウィーンって回すんです。

そして、先輩に強めに突っ込まれます。

はい。

全然面白くないですよね。

ところが、当時の僕ちんはお酒の影響もあったのかハマってしまい、買い出し中にもリクエストしすぎてマジギレされるくらいはまっていました。

そして、このUさんめちゃめちゃ優しくて先輩にも従順でまさに体育会系ホストの鑑だと思ってたのですが、買い出しに行くたびにだんだん先輩の悪口を言うようになって。

あの野郎。

クソだよ。

とか!

ひくというよりも、なんだ人間臭いとこあるじゃんとますます虜になったのです。

こういうところも、普通の会社と変わりませんよね。

むしろ、新人に愚痴吐くなんて我慢してたんだな、いい意味でも悪い意味でも純粋だなと感心しました。

飲み過ぎて塩水を飲んで吐いていたR先輩が辞めんなよって言って胸ポケットに1000円くれたことめちゃくちゃ嬉しかったです。

とあるテーブルでマダムが今度うちに来なさいっていってくれたのも微妙に怖かったです。

だんだん慣れてきて仕事も楽しくなってきました。

突然の幕切れ

そんなある日。

先輩のTさんのテーブルについた時、珍しくお話が盛り上がり小学校の話になった時です。

僕ちん:〇〇小学校だよ。

お客:え!私も!本名は?

・・・

まさかの、同級生でした。

しかも、家にも遊びに行ったことあるという・・・

萎えた。

ナンバー入りの気持ちが萎えてしまったのです。

あれだけある、お店の中でまぁまぁ仲良かった友達くるかね・・・

一気に現実に引き戻された僕ちん・・・

段々と下がるモチベ。

付かない指名・・・

そして、ある日S主任のバースデーがあったのです。

知らなかったのです。

バースデーイベントは長いことを・・・

11時開店から、翌日の14時まで宴は続いたのでした。

※あくまで数十年前のお話です。

へとへとで帰った僕ちん。

決心を固める僕ちん。

その夜に、早速T先輩に辞めることを告げました。

T先輩:え!?罰金9万あるし、もうちょい頑張ろう。

忘れてた中だるみで3日ずる休みしてたわ。

欠勤1日3万罰金だった・・・

指名も取れなかったしナンバー入りなんて夢のまた夢。

厳しい世界でした。

でも、やめたい旨を真摯に伝え辞めさせていただけました。

人生甘いものではないですね。

しっかり、どの業界でも努力と根性です。

ということを、学んだ3週間でした。

短っ!

いろいろな仕事してきたので、これからはお仕事体験談もたまには書けたらいいなと思っております。

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