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【2022最新】冨樫義博HUNTER×HUNTER以外の名作3選!

冨樫義博といえば、HUNTER×HUNTERというイメージですが、実は他の作品もすごいんです。

今回はそんな冨樫先生の他の名作をご紹介します。

てんで性悪キューピッド

かなり初期の作品になりますが、才能を非常に感じる作品です。

しかも、今となってはあまり考えられないお色気要素があるのが興味深いですね。

ストーリーもとても面白い名作です。

鯉昇竜次は関東大極系鯉昇組の跡取り息子だが、妖精に憧れる純情少年。極悪な家庭に反発し、家出を繰り返していたが、その17回目の夜、ハダカの悪魔と出会う。翌日、なぜか竜次のスケベ養成の家庭教師として、Hな悪魔・まりあと一緒に暮らすことになってしまうが!?

今では考えられない恋愛漫画なのですが、非常に面白いです。

口コミも総じて高評価なのも納得です。

冨樫先生の描くラブコメ漫画。1巻はお下劣なエロや下ネタが多くて読むのがちょっとしんどい話もありますが、後半につれ面白さが加速するので諦めず読んでほしいです。まりあの小悪魔で天使なかわいさに魅了されます。

コミックス刊行当時は全3巻だったように記憶しています。
 週刊ジャンプで連載中、リアルタイムで読んでもいました。
 こちらのKindle版第1巻は第1話「ハダカの悪魔!」から第16話「夢の招待状!」までを収録。
 夢の招待状!ではピンとこない方もいるかも知れません。
 金持ちの家の地下で監禁されてお医者さんごっこの前編です。
 いちばん有名なエピソード(だと勝手に思っている)が分割されて収録とは、なかなか商売上手というか何というか。

なぜかてんでと幽白はジャンプ連載から見てました。
ちなみに皆さんエロいエロいとおっしゃってますが後半はエロが一切なくなります。
それよりも特筆すべきは悪魔だったり宇宙人だったりが出てくることでしょう(短編でもですが)。
悪魔や妖怪や幽霊や宇宙人は多分この作者の根っこなんですよ。
そういったオカルトなものから幽白の最初のほうが生まれ、そこからなぜかバトル漫画になりつつも、レベルEでは完全に宇宙人にシフトしつつ、そういったものを全部ないまぜにしたハンターハンターが生まれた、という。

まぁ、なんのひねりもないと言われればそこまでですが気軽に読めるごくごく普通の漫画です。
ちなみに自分はこの作者が描く恋愛シーンは大好きです、これとか幽白とか、レベルEでもちらっとありますね。

レベルE

こちらも名作まさかの宇宙人モノ。

短い連載期間でしたが、非常に練り込まれた天才だからこそ書くことが出来たストーリーだと思います。

実に深い内容で、現在でも違和感なく楽しめる稀有な存在だと思います。

宇宙一の天才的な頭脳と美貌、そして最悪な性格の持ち主・ドグラ星第一王子…人呼んで「バカ王子」。その魔の手から地球を守るのは…熱血健康優良野球少年7番レフト・筒井雪隆。襲い来る魔物の群れに…不承不承立ち向かう悪ガキ5人組。その智略を尽くした剣・棒・術・策! 塾があるのに…。塾か? 世界平和か? そして…廊下は走るな!

そして、こちらの評価もとても高いです。

当時は理解できなかった意味が年を重ねていくことでわかるようになったりと、非常に読み応えの深い作品です。

口コミも高評価です。

あれ?いつ出たのっ!?
当時のコミックスで持っていますが、即買いでした。冨樫氏の作品では、一番好きかも知れない。
彼の永遠のテーマであると思われる「他者の命の上に成り立つ命」というのは、幽遊白書でもハンターハンターでも画いているけれど、キャラに感情移入してしまわないで済む短編でこそが彼の考えを最も表現出来ていると思う。(ハンターハンターは迷走中と判断。)
え、と、裏表紙に『人呼んで「バカ王子」』なんて紹介されてましたが、いえいえ!違います。下巻で明らかに。
ちなみに、本作品を読んで、坂口安吾さんや筒井康隆さんの作品を読みました。
冨樫氏のお笑い好きも分かる作品です。キャラの名前や登場キャラのイラスト、モブのセリフ(「パーティー行かなあかん」は、ごっつんのMr.ベターでしょ?)
あ。「プリンプリン物語」という人形劇に「ルチ将軍」っていうIQが1300のキャラがいるらしいですね。

富樫ワールドを実感
HUNTER×HUNTERのつづきが読みたくなった。

おもしろかったなあ〜
話の進み方が予想と違いました(笑)想像の少し斜め上を行かれました。
途中から全然違う話始まったのかと思ったり…登場人物も王子とその部下以外コロコロ変わるし…なんだかめちゃくちゃなんですがとにかく面白かったです。
あとすごく文字が多いです!それだけ設定が盛りだくさんってことなんですかね〜。

こちらは、来年ネットフリックスでの実写化も決まり、リバイバルブームも期待される「幽遊白書」です。

こちらは、説明は不要かもしれませんね。

教師も手をやく不良の浦飯幽助。ある日子供を助けて事故にあい、幽霊になってしまう。予定外の死に閻魔大王は、生き返るための試練として、人の心を映す霊界獣の卵をかえすことを命じるが…!

もちろん口コミも最高評価ばかりですね。

非常に有名な作品なのでストーリーの解説は他のレビュアーさんにおまかせして、
私は本作の独自性についてレビューします。

私自身本作のファンですし、評価する前は傑作間違いなしと思っていましたが、
本作で人気のある部分は『ドラゴンボール』や『ジョジョの奇妙な冒険』の
アイデアを露骨に踏襲しており、改めて考えるとその考えに疑問を持ち始めてしまいました。
逆に漫画として最も評価できるのは一般的には人気のない魔界編という
ちょっと受け入れがたいような結論に至りました。

何故かというと本作の独自性・希少性は主に脇役のキャラにあり、
それが、終盤に行くほどフォーカスされていったからです。

漫画日本昔話に匹敵するクオリティの、老爺と狸さんの話。
児童文学絵本としてもいけそうな、
少年と犬の物語。
はじめの一歩ジャンプ版ともいえる、主人公が、ボクシングに真摯過ぎるが故に逆説的に臆病に甘んじていたズシさん似の少年を奮起させる名エピソード。
そして、
不器用にすれ違った果てに和解する少女同士の、
早すぎた踏切時間ともいうべきこれ百合じゃね?な、
純愛ホラー(このエピソードは特に、記憶で美化してる可能性あり御容赦)。
初期の頃の本作は、バトル漫画になってからは描きえなかったであろう、
きら星の如き珠玉の短編集として、
頗るもののあはれでした。

平成もそろそろ終わるし……と、平成初期に連載されていた幽遊白書を再読することに。

そうそう、初めはこんな学園モノのノリだったなーと思いつつ、それはそれで楽しく読めて、
やっぱり霊界探偵編あたりから物語がグッと面白くなる(バトル成分が濃くなる)。

そして、最後の方の魔界編は、それ自体が長めのエピローグのような駆け足でのまとめ感もあります。
嫌いじゃないですが。

ハンター×ハンターを追っかけている身としては、
今読むと想像以上に共通点(セルフオマージュ?)が多くてついニヤリとしてしまう。

わかっていはいたけど、この1冊ではおさまらず、
全巻(19巻まで)Kindleで買って一気に読んでしまいました。

まとめ

ここまでいかがでしたでしょうか。

時代を超越する孤高の天才冨樫義博先生。

想像できない領域のストーリーはどれも圧巻です。

HUNTER×HUNTER再開まで他の名作で気長に待つのもいいかもしれませんね。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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