
「片田舎のおっさん、剣聖になる〜ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件〜」は、佐賀崎しげる氏による小説が原作の人気ファンタジーです。片田舎で剣術道場を営む中年剣士ベリル・ガーデナントのもとへ、元弟子で王国騎士団長にまで昇り詰めたアリューシアが訪れ、王都で特別指南役として活躍していく「おっさん成り上がりファンタジー」として支持を集めています。2025年4月にTVアニメ第1期、2026年には第2期「片田舎のおっさん、剣聖になるII」が放送され話題を呼びました。
実力を誇らず謙虚に生きる主人公と、それを慕う弟子たちの絆こそが本作最大の魅力です。この記事では、そんな本作が好きな人におすすめしたい、似ている漫画・アニメをランキング形式でBEST10紹介します。「おっさん・元英雄の再起」「実力を隠す謙虚な主人公」「師弟関係」という3つの共通点を軸に選んでいるので、ぜひ次に読む作品選びの参考にしてください。
ランキングBEST10
第10位 俺は全てを【パリイ】する〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜
剣士を志す青年ノールが、あらゆる攻撃を「パリイ」する力をひたむきに磨き上げ、周囲に強さを誤解されながらも無自覚に最強へと駆け上がっていく物語です。原作はNabeshiki氏の小説で、TVアニメはOLM制作、Sentai Filmworksが配信を手がけました。地道な鍛錬の末に実力が認められていく構図と、謙虚すぎる性格が周囲を惹きつける点は、ベリルの生き方と重なります。
第9位 最強の魔導士。ひざに矢をうけてしまったので田舎の衛兵になる
魔王討伐を果たした最強の魔導士アルフレッドが、戦いで膝を負傷したことをきっかけに、誰も自分を知らない片田舎の村で衛兵として隠居生活を送る物語です。えぞぎんぎつね氏の小説が原作で、コミカライズはガンガンONLINEなどで連載中です。片田舎で正体を隠しながら暮らす主人公が、結局は実力を見抜かれて頼られていく展開はベリルと共通しますが、2026年9月時点でアニメ化は発表されていないため、原作小説やコミックでの楽しみ方がおすすめです。
第8位 賢者の弟子を名乗る賢者
不慮の事故で命を落とした賢者ソロモンが、異世界で美少女ミラとして転生し、あえて「賢者の弟子」を名乗りながら本当の実力を隠して生きていく物語です。りゅうせんひろつぐ氏の小説が原作で、2022年冬にTVアニメが放送されました(制作:スタジオA-CAT)。老練な賢者としての経験を積んだ人物が、若い世代を陰から導いていく師弟関係の描き方が、ベリルと弟子たちの絆に通じるものがあります。
第7位 最強魔法師の隠遁計画
10万人以上いる魔法師の頂点に立つ最強の魔法師アルス・レーギンが、身分を隠して魔法学院に通いながら後進の育成に励む学園アクションファンタジーです。イズシロ氏の小説が原作でシリーズ累計100万部を突破。2027年にCBC/TBS系「アガルアニメ」枠でTVアニメ化されることが決定しています。最強でありながら実力を隠して謙虚に振る舞い、若い世代の育成に力を注ぐ主人公像は、ベリルと重なる部分が多い作品です。
第6位 骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中
オンラインゲームの世界にスケルトン(骸骨)の姿で転移してしまった、中身は分別ある男性アークが、正体を隠しながら傭兵として生きていく物語です。榎宮祐氏の小説が原作で、2022年に第1期、2026年に第2期がTVアニメ化されました(第1期制作:スタジオKAI・HORNETS)。見た目や年齢を気にせず淡々と生きようとしながらも、圧倒的な剣の実力を隠しきれず周囲に頼られていく構図が、ベリルの物語と重なります。
第5位 陰の実力者になりたくて!
「陰の実力者」に憧れる少年シドが異世界に転生し、力を隠しながら暗躍を演じるうちに、本当に世界最強の存在になっていくダークファンタジーコメディです。逢沢大介氏の小説が原作で、2022年に第1期、2023年に第2期が放送(制作:Nexus)、2027年には完全新作の劇場版「残響編」も公開予定です。実力を隠して生きようとする主人公が、意図せず周囲から慕われ頼られていく構図は本作と共通しています。
第4位 転生したら剣でした
知性を持つ剣に転生した男が、幼い少女フランと出会い、装備者兼弟子として大切に育てていく物語です。棚架ユウ氏の小説が原作で、2022年に第1期、2026年10月7日からTOKYO MXほかで第2期「転生したら剣でしたII」が放送されます(制作:C2C)。培ってきた剣の実力を武器に、若い弟子を見守りながら導いていく師弟関係は、ベリルとアリューシアたちの関係性と重なるポイントです。
第3位 出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした
神の恩恵「ギフト」を得られず出来損ないと呼ばれた少年アレンが、実は前世の記憶と力を持つ元英雄だったという物語です。紅月シン氏の小説が原作で、2024年にTVアニメがテレビ東京系ほかで放送されました(制作:スタジオディーン、マーヴィージャック)。実力を隠しながらも次第に周囲から実力を認められ、平穏を望みつつ頼られていく主人公像が、本作と非常に近い作品です。
第2位 おっさん冒険者の遅れた英雄譚〜感謝の素振りを1日1万回していたら、剣聖が弟子入り志願にやってきた〜
祖父を亡くしたあとも1日1万回の素振りを続けた結果、いつの間にか「おっさん」になっていた青年ガイが、無自覚のうちに最強の剣士へと成長していく物語です。深山鈴氏の小説が原作で、漫画版はガンガンONLINEなどで連載中、TVアニメ化も決定しています。タイトルに「剣聖」というキーワードが入っている通り、コツコツと剣を磨き続けた末に大成するというテーマは、まさに本作と双璧をなす一作といえるでしょう。
第1位 新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。
30歳を過ぎてギルド事務員から冒険者に転職した主人公リック・グラディアートルが、大陸最強のパーティ「オリハルコン・フィスト」の厳しい訓練を乗り越え、着実に力をつけていく物語です。岸馬きらく氏の小説が原作で、TVアニメは2024年にYumeta Company制作で放送、Crunchyrollでも配信されました。「オッサン」でありながら、周囲の哀れみの視線を受けつつも地道な努力の末に強者となっていく構図はベリルそのものであり、タイトルの近さも含めて最も似ている作品といえます。
まとめ
「片田舎のおっさん、剣聖になる」が愛される理由は、驕らず謙虚に生きる中年剣士が、これまでの努力を弟子たちに認められていく胸の熱くなる展開にあります。今回紹介したBEST10は、いずれも「実力を隠す謙虚な主人公」「師弟関係」「おっさん・元英雄の再起」といった共通のテーマを持つ作品ばかりです。すでにアニメ化済みの作品も、これからアニメ化を控える作品も揃っているので、気になった作品があればぜひ原作小説や漫画、アニメをチェックしてみてください。