
「空挺ドラゴンズみたいな作品、他にないかな…」
桑原太矩先生による『空挺ドラゴンズ』は、講談社「good!アフタヌーン」で連載中の大人気ファンタジー漫画。捕龍船クィン・ザザ号の乗組員たちが龍(ドラゴン)を追って世界の空を旅し、獲れたての龍肉を調理して味わう――「空の冒険」と「絶品グルメ」を融合させた唯一無二の世界観が魅力です。コミックスは既刊22巻(2026年6月時点)と巻を重ね、2020年1月~3月にはフジテレビ「+Ultra」枠でポリゴン・ピクチュアズ制作によるフルCGアニメも放送されました。
本記事では、そんな『空挺ドラゴンズ』が好きな方に自信を持っておすすめできる「似ているアニメ・漫画」をランキング形式でベスト10まで厳選紹介します。「モンスターを食べるグルメ描写」「空や船を舞台にした冒険」「緻密に作り込まれた世界観」という3つの共通軸で選定しているので、次に読む・観る作品選びの参考にしてください。
空挺ドラゴンズの魅力を3つのポイントでおさらい
類似作品を紹介する前に、本作の魅力を整理しておきましょう。
- 龍を狩り、龍を食べる:捕龍→解体→調理→実食までを丁寧に描く「モンスターグルメ」描写。ミカが龍肉を頬張るシーンは飯テロそのもの
- 空を旅する船上生活:捕龍船クィン・ザザ号での共同生活と、寄港地ごとに変わる文化・風景の描写
- 生活感のあるファンタジー世界:龍が油や肉として社会に組み込まれた、地に足のついた世界観構築
この3要素のいずれかを色濃く持つ作品を、類似度の高い順にランキングしました。

空挺ドラゴンズに似たアニメ・漫画ランキングベスト10
第1位:ダンジョン飯
- 作者:九井諒子/KADOKAWA「ハルタ」
- 巻数:全14巻(完結)
- アニメ:2024年に第1期(TRIGGER制作・全24話)放送。第2期「Season2」が2027年10月放送決定
「モンスターを食べる」というコンセプトで空挺ドラゴンズと双璧をなす大傑作。妹を救うため迷宮に潜るライオス一行が、魔物を食材として調理しながら攻略を進めます。魔物の生態から調理法までを理詰めで描く姿勢は、龍の生態と捕龍技術を緻密に描く空挺ドラゴンズと完全に同じベクトル。「狩ったものを美味しく食べる」喜びを味わいたいなら、まず最初に手に取るべき作品です。シリーズ累計発行部数は1,400万部(デジタル版含む)を突破しています。
第2位:ゴールデンカムイ
- 作者:野田サトル/集英社「週刊ヤングジャンプ」
- 巻数:全31巻(完結)
- アニメ:全4期で原作最後まで映像化済み。実写映画版も公開
明治末期の北海道を舞台に、アイヌの埋蔵金を巡るサバイバルバトル。本作の白眉は狩猟からの解体・調理シーンで、ヒグマやエゾシカ、行者ニンニクを使ったアイヌ料理「チタタプ」「オハウ」などのジビエグルメ描写は空挺ドラゴンズの龍料理と通じる美味しさ。「獲物への敬意」と「食の喜び」を骨太の冒険活劇で味わえます。
第3位:LAST EXILE(ラストエグザイル)
- 制作:GONZO/2003年放送のオリジナルアニメ
- 続編:『ラストエグザイル-銀翼のファム-』(2011年)
空に浮かぶ戦艦と小型機ヴァンシップが飛び交う、スチームパンク空戦アニメの金字塔。少年クラウスと少女ラヴィが戦艦シルヴァーナに乗り込み、空の世界の謎に迫ります。「船の乗組員として空を旅する」高揚感はクィン・ザザ号の航海そのもの。グルメ要素は薄いものの、空への憧れと飛行描写の美しさでは随一の作品です。
第4位:メイドインアビス
- 作者:つくしあきひと/竹書房「WEBコミックガンマ」
- アニメ:第1期(2017年)、第2期(2022年)、劇場版も公開。続編制作も発表済み
巨大な縦穴「アビス」の探窟に挑む少女リコとロボットのレグの物語。未知の領域へ踏み込む探検のワクワク感と、原生生物の生態や「食べられるかどうか」まで設定された世界観の作り込みが空挺ドラゴンズと共鳴します。可愛い絵柄に反して過酷な展開が待ち受ける点は要注意ですが、「未知への冒険」を求めるなら外せません。
第5位:天空の城ラピュタ
- 監督:宮崎駿/スタジオジブリ(1986年公開)
空の冒険活劇の原点にして頂点。飛行石を巡る少年パズーと少女シータの冒険、そして空賊ドーラ一家の飛行船タイガーモス号での生活描写は、まさに捕龍船の船上生活の源流です。桑原太矩先生の描く空の世界観にジブリ的な空気を感じた方は多いはず。「空に浮かぶ何か」への根源的な憧れを共有する必見の一本です。
第6位:翠星のガルガンティア
- 制作:Production I.G/2013年放送のオリジナルアニメ
海に覆われた未来の地球で、宇宙帰りの少年レドが巨大船団ガルガンティアでの共同生活に溶け込んでいく物語。船団の人々の労働・食事・祭りといった生活描写が丁寧で、「船の上のコミュニティ」の温かさはクィン・ザザ号の乗組員たちの空気感に近いものがあります。空ではなく海が舞台ですが、船上生活好きに刺さる良作です。
第7位:クジラの子らは砂上に歌う
- 作者:梅田阿比/秋田書店「ミステリーボニータ」
- 巻数:全23巻(完結)
- アニメ:2017年放送
砂の海を漂う漂泊船「泥クジラ」で暮らす少年チャクロたちの物語。「閉じた船社会と外の世界」という構図や、砂上を船で旅する情景美が空挺ドラゴンズの空の旅と重なります。美麗な作画と切ない群像劇が持ち味で、冒険よりドラマ性を重視したい方におすすめ。原作は全23巻で堂々完結済みです。
第8位:少女終末旅行
- 作者:つくみず/新潮社「くらげバンチ」
- アニメ:2017年放送
文明が崩壊した世界を、チトとユーリの少女2人がケッテンクラートで旅する終末譚。壮大な冒険ではありませんが、旅の途中で見つけた食料を大切に味わう「食の小さな幸せ」の描き方が絶品。雨や配給食に喜ぶ2人の姿は、龍肉に舌鼓を打つクィン・ザザ号の面々に通じる「生きる実感」に満ちています。
第9位:ハクメイとミコチ
- 作者:樫木祐人/KADOKAWA「ハルタ」
- アニメ:2018年放送
身長9cmの小人の少女2人が森で暮らす日常ファンタジー。冒険要素は控えめですが、世界観の緻密な作り込みと、素材を活かした料理・仕事の描写は空挺ドラゴンズの「生活感あるファンタジー」に最も近い質感。空挺ドラゴンズと同じく「読んでいるとお腹が空く」タイプの作品で、疲れた日に読みたい癒やしの一冊です。
第10位:狼と香辛料
- 作者:支倉凍砂(原作ライトノベル)/イラスト:文倉十
- アニメ:2008年版に加え、新作『狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF』が2024年から放送
行商人ロレンスと賢狼ホロが荷馬車で旅する中世風経済ファンタジー。旅先の食事や市場、商いの駆け引きを通して「旅と経済と食」が織りなす世界の手触りを描く手腕は、龍が産業として社会に根付いた空挺ドラゴンズの世界観構築と好相性。新作アニメから入るのもおすすめです。

比較早見表:あなたに合う作品はどれ?

| 求める要素 | おすすめ作品 |
|---|---|
| モンスターを食べるグルメ | ダンジョン飯、ゴールデンカムイ |
| 空・船の冒険 | LAST EXILE、天空の城ラピュタ |
| 船上の共同生活 | 翠星のガルガンティア、クジラの子らは砂上に歌う |
| 緻密な世界観と生活描写 | メイドインアビス、ハクメイとミコチ |
| 旅×食の幸せ | 少女終末旅行、狼と香辛料 |
よくある質問(FAQ)
Q. 空挺ドラゴンズの原作は完結していますか?
A. 2026年7月時点で連載継続中です。コミックスは既刊22巻(2026年6月5日発売)まで刊行されています。
Q. アニメ空挺ドラゴンズはどこまで映像化されましたか?
A. 2020年放送の全12話で原作3巻までの内容が映像化されました。Blu-ray BOXも発売されています。
Q. ダンジョン飯のアニメ2期はいつ放送ですか?
A. 『ダンジョン飯 Season2』は2027年10月放送開始が発表されており、Netflixほかでの配信も予定されています。
まとめ:空の冒険とグルメの余韻を次の作品へ
『空挺ドラゴンズ』の魅力である「モンスターグルメ」「空の冒険」「生活感ある世界観」を軸に、似ているアニメ・漫画ベスト10を紹介しました。特に第1位の『ダンジョン飯』は2027年10月のアニメ2期放送も控えており、今から原作を読み始めるのに絶好のタイミングです。
クィン・ザザ号の航海を見届けながら、本記事のランキングからぜひ次の「お腹が空く冒険」を見つけてください。