今回は、名作漫画の宝庫と言われている月刊アフタヌーンの珠玉の名作漫画をご紹介します。
宝石の国
今から遠い未来、宝石のカラダを持つ28人は、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれるというあらすじです。
とても不思議な世界観。だが、それがとても魅力的な作品。
他にはない独自の雰囲気に魅了されます。アニメからハマりました。正直絵柄は苦手でした。気がついたらクセになり画集や短編集、表紙を描いているという理由だけで後藤さんや愛についての感じも買いました。紙かデータで迷いましたが読んだり眺めるだけならデータがいいです。見開きの絵とか継ぎ目を気にせず見れます。一級ハルコニストを名乗る人たちは両方買うと思いますが。
なぜこの作品にここまで惹かれるのか
Amazonレビューより引用
それは単純に美しく綺麗な作品だからだ
演出も美しく
世界観も
設定の練り具合も
作品造りへの姿勢も
全てが美しい
本当に溜め息が出るくらい美しく素晴らしい
是非とも手を止めることなく次巻もそのまた次巻にも
手を伸ばして欲しい
これまでにない新しい世界と可能性を
眼にすることが約束されているから
とにかく、心洗われる美しい描写が読む人を虜にする傑作で、熱狂的ファンが多いことでも有名です。
寄生獣
シンイチ…『悪魔』というのを本で調べたが…いちばんそれに近い生物はやはり人間だと思うぞ…他の動物の頭に寄生して神経を支配する寄生生物。高校生・新一と、彼の右手に誤って寄生したミギーは互いの命を守るため、人間を食べる他の寄生生物との戦いを始めたという、映画にもアニメ化にもなり、スピンオフまで作られた名作です。
誰かに1冊だけ漫画をオススメするとしたら、間違いなく寄生獣を選ぶ。
巻数もそこまで長いわけではないので、読むか迷ってるのであれば迷わず読んでほしい。面白いです。名作です。最近のフィクション物と比べてもダントツで良い。
この当時、宇宙の生命体が人間に寄生し、人間を食するという設定は斬新でした。なおかつ、生き物(生命体)は生きるために命を食べるという哲学も含んでいます。
Amazonレビューより引用
衝撃のシーンなどありますが、その描写、主人公の成長、物語の作り、哲学など色んな事を教えてくれる素晴らしい作品です。
時代を先取りした設定、引き込まれるストーリー、どれをとっても1級品です。
蟲師
この世はヒト知れぬ生命に溢れている動物でも植物でもない、生命の原生体である蟲とそれらが招く不可思議な現象に触れたとき、ヒトは初めてその幽玄なる存在を知る。
蟲とヒトとをつなぐ存在それが蟲師たる者。アフタヌーン・シーズン増刊から生まれ、アフタヌーン本誌の大人気作ともなった作品で、アニメ化もされその不思議な世界観は昔話の幻想的なファンタジーの領域にとどまらない人間ドラマが繰り広げられる名作です。
やっぱりよかった「緑の座」。
「瞼の光」「旅をする沼」がよかった。
「里山奇談」と近いような不思議の原因として蟲がいるのかな。
アニメは原作のままだったんだね。今のアニメやコミックはアクションやエロでお金稼いでる。この蟲師はちょっとエグさあるけど潔癖症には無理。叙事詩的な漫画って感じ。
夜寝る前の読書にとてもあっている。淡々と読み進めることができるので、その後は余韻で眠りにつく。そんな感じが心地よいと思う読書感でした。
Amazonレビューより引用
不思議なストーリー、そして澄み切った世界観に凛とした独特な雰囲気の名作です。
まとめ
ここまでいかがでしたでしょうか。
月刊アフタヌーンは、老舗の漫画雑誌の中でも特に独特の世界観が魅力です。
他紙には見られないような作品が読むことができるのがいいですよね。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。