
2026年夏アニメとして放送がスタートした『令和のダラさん』。本気で怖いホラー描写、祟り神がツッコミ役に回ってしまう脱力系コメディ、そして不意打ちで差し込まれる切なくあたたかい人間ドラマ——この三段構えのギャップにハマった人は多いのではないでしょうか。
一方で、「アニメの続きが待ちきれない」「原作を一気読みしてしまってダラさんロス気味」「同じ空気感の作品をもっと知りたい」という声もよく見かけます。
そこで本記事では、『令和のダラさん』に似てるアニメ・漫画をランキング形式で10作品厳選しました。「怖いのに笑える」「人外なのに愛おしい」という本作ならではの魅力を軸に、次に見るべき・読むべき作品を紹介していきます。
『令和のダラさん』とはどんな作品?魅力を3つに整理
『令和のダラさん』は、ともつか治臣先生によるオカルトコメディ漫画です。KADOKAWAのWebコミックサイト「カドコミ(旧ComicWalker)」で連載中で、単行本は既刊8巻(2026年6月時点)。もともとはネット怪談「洒落怖」で知られる怪異をモチーフにした作品として注目を集め、2026年7月からはついにTVアニメの放送も始まりました。
舞台は、山奥の集落に代々伝わる立ち入り禁止の「忌み地」。そこに祀られているのは、半人半蛇の姿を持つ祟り神・屋跨斑(ヤマタギマダラ)——通称「ダラさん」です。ところが、山を管理する三十木谷家の姉弟・日向と薫はまったく物怖じせず、あっという間にダラさんに懐いてしまいます。気づけば、恐れられるはずの怪異が、自由すぎる姉弟に振り回されるツッコミ役に。
本作の魅力は、次の3点に集約できます。
- ホラー描写が本格的:怪異の造形や演出は正統派で、普通に怖い
- 落差の激しいコメディ:恐怖の直後に脱力ギャグが来るギャップ
- ハートフルで泣ける:ダラさんの悲しい過去と、姉弟とのあたたかい交流
「似てる作品」の選定基準
本記事では、次の3つの視点で「似てる度」を判定しています。
- 人外・怪異と人間の交流が物語の中心にある
- ホラーや不気味さとコメディのギャップがある
- ハートフル・切ない読後感がある
順位はこの3要素の合致度に、作品の完成度とダラさんファンへのおすすめ度を加味して総合的に決定しました。
【早見表】『令和のダラさん』に似てる作品TOP10
| 順位 | 作品名 | 媒体 | 特に似ているポイント |
|---|---|---|---|
| 1位 | 夏目友人帳 | 漫画/アニメ | 妖怪×人間の切なくあたたかい交流 |
| 2位 | 見える子ちゃん | 漫画/アニメ | ガチホラー作画×リアクションギャグ |
| 3位 | ダンダダン | 漫画/アニメ | ネット怪談由来の怪異×人情 |
| 4位 | うしおととら | 漫画/アニメ | 恐ろしい人外が人間に絆されていく |
| 5位 | 裏世界ピクニック | 小説/漫画/アニメ | 洒落怖の怪異を正面から題材化 |
| 6位 | 大蛇に嫁いだ娘 | 漫画 | 蛇の神様×人間の娘の静かな交流 |
| 7位 | よふかしのうた | 漫画/アニメ | 人外ヒロインとのゆるい日常と孤独 |
| 8位 | 地縛少年花子くん | 漫画/アニメ | 怪異の切ない過去×学園コメディ |
| 9位 | コタローは1人暮らし | 漫画/アニメ/ドラマ | 訳あり×子どもの笑って泣ける日常 |
| 10位 | 蟲師 | 漫画/アニメ | 山里の土着信仰と人ならざるもの |
『令和のダラさん』に似てるアニメ・漫画ランキングTOP10
第1位:夏目友人帳
- 作者:緑川ゆき
- 媒体:漫画(連載中)/アニメ(長期シリーズ化)
妖怪が見える少年・夏目貴志が、祖母の遺した「友人帳」をきっかけに妖怪たちと関わっていく物語。人ならざる者と人間の間に生まれる絆と、いつか訪れる別れの切なさを描き続ける、妖怪×ハートフルの金字塔です。
ダラさんとここが似てる:恐ろしい見た目の妖怪たちが、実は義理堅く情に厚い存在として描かれる構図はまさにダラさんそのもの。自称用心棒・ニャンコ先生とのコミカルな掛け合いと、一話ごとに涙腺を刺激するエピソードのバランスも共通しています。アニメはシリーズを重ねて長く愛されており、ダラさんロスを埋めるボリュームも申し分ありません。
こんな人におすすめ:ダラさんと姉弟の交流に泣いた人。和風の妖怪ものが好きな人。
第2位:見える子ちゃん
- 作者:泉朝樹
- 媒体:漫画(連載中)/アニメ(2021年放送)
ある日突然、この世ならざる「ヤバいモノ」が視えるようになった女子高生・みこ。彼女が選んだ生存戦略は「徹底的に見えないフリをする」ことでした。
ダラさんとここが似てる:本気で怖い怪異の作画と、主人公の必死のスルー芸が生むコメディ——この落差の構造はダラさんと瓜二つです。「怖がらせに来ているのに、なぜか笑ってしまう」読み味を求めるなら、まず手に取るべき一作。物語が進むと怪異側の事情や泣ける背景も明かされ、ハートフル要素もしっかりあります。
こんな人におすすめ:ホラー7:ギャグ3くらいの配合が好きな人。ダラさんの「怖い回」が好きな人。
第3位:ダンダダン
- 作者:龍幸伸
- 媒体:漫画(連載中)/アニメ(第2期まで放送)
幽霊を信じる少女・モモと、宇宙人を信じるオカルトマニアのオカルン。正反対の2人が、怪異と宇宙人の両方に巻き込まれていくオカルティック青春ストーリーです。
ダラさんとここが似てる:都市伝説やネット怪談をルーツに持つ怪異が続々登場する点は、洒落怖の文脈から生まれたダラさんと同じ系譜。恐ろしい怪異の裏に悲しい過去があり、敵だったはずの存在がいつしか愛されキャラになっていく構造も共通しています。ギャグの瞬発力と泣かせ回の振れ幅は、現行作品でも屈指です。
こんな人におすすめ:怪異の背景にあるドラマで泣きたい人。勢いとテンポ重視の人。
第4位:うしおととら
- 作者:藤田和日郎
- 媒体:漫画(全33巻+外伝で完結)/アニメ(2015〜2016年放送)
寺の蔵で獣の槍に封印されていた大妖怪・とらと、槍を引き抜いた少年・潮。人を喰らうはずの妖怪と少年の凸凹コンビが、迫りくる脅威に立ち向かう王道少年漫画です。
ダラさんとここが似てる:「人間を喰う恐ろしい存在」だったとらが、潮たちとの交流でだんだん人間くさくなっていく過程は、祟り神なのに姉弟に絆されていくダラさんと重なります。和風妖怪の禍々しいデザイン、ギャグとシリアスの緩急、そして終盤の号泣必至の展開まで、ダラさんファンに刺さる要素が満載。完結済みで一気読みできるのも魅力です。
こんな人におすすめ:人外と人間の信頼関係が育つ過程をじっくり味わいたい人。
第5位:裏世界ピクニック
- 作者:宮澤伊織(原作小説)/水野英多(漫画)
- 媒体:小説/漫画/アニメ(2021年放送)
くねくね、きさらぎ駅、八尺様——ネット怪談でおなじみの怪異が実在する「裏世界」を、女子大生コンビの空魚と鳥子が探検していくサバイバルホラーです。
ダラさんとここが似てる:ダラさんの原型がネット怪談だったように、本作は洒落怖・実話怪談を真正面から題材化した作品。元ネタを知っているほどゾクッとできる仕掛けと、恐怖の中でも軽妙な2人の掛け合いが同居しています。「ネット怪談×創作」という文脈でダラさんを楽しんでいる人には特におすすめです。
こんな人におすすめ:洒落怖・実話怪談が好きな人。怖さ強めでも大丈夫な人。
第6位:大蛇に嫁いだ娘
- 作者:フシアシクモ
- 媒体:漫画(Web発)
生贄として大蛇の神様に捧げられた娘。しかし大蛇様は彼女を喰らうどころか、不器用ながらも大切に迎え入れ、奇妙であたたかい夫婦生活が始まります。
ダラさんとここが似てる:「蛇の姿をした神様×人間」という組み合わせは、ダラさんと日向・薫の関係を強く彷彿とさせます。異形ゆえの不気味さと、言葉を交わすほどに見えてくる優しさのギャップ、土着信仰が根づいた村の空気感——ダラさんのハートフル回や民俗的な雰囲気が好きな人にはどストライクの一作です。
こんな人におすすめ:怖さは控えめに、人外との交流の尊さをじっくり味わいたい人。
第7位:よふかしのうた
- 作者:コトヤマ
- 媒体:漫画(全20巻で完結)/アニメ(第2期まで放送)
不眠症気味の中学生・コウが夜の街で出会ったのは、吸血鬼の女性・ナズナ。「人間をやめたい」少年と人外の彼女による、夜だけの自由な日常が始まります。
ダラさんとここが似てる:人外ヒロインとの気の抜けた掛け合いと、ふとした瞬間に顔をのぞかせる「人間とは違う時間を生きる存在」の孤独や切なさ。この2つの同居のさせ方が、ダラさんの読み味とよく似ています。コメディからエモへの切り替えのうまさは折り紙付きです。
こんな人におすすめ:人外キャラの孤独と優しさに弱い人。夜の雰囲気が好きな人。
第8位:地縛少年花子くん
- 作者:あいだいろ
- 媒体:漫画(連載中)/アニメ(第2期まで放送)
学園の七不思議「トイレの花子さん」は、実は男の子の幽霊だった!? 怪異・花子くんと、彼に願いを叶えてもらった女子高生・寧々が織りなす学園オカルトコメディです。
ダラさんとここが似てる:怪異が主役でありながら、ギャグ・シリアス・そして怪異たちの抱える悲しい過去のバランスが絶妙。「怖い存在のはずなのに、知るほど愛おしくなる」感覚は、ダラさんファンなら必ず刺さるはずです。和風ゴシックな独特の絵柄も世界観にマッチしています。
こんな人におすすめ:怪異の切ない過去設定が好きな人。キャラクターの魅力も重視したい人。
第9位:コタローは1人暮らし
- 作者:津村マミ
- 媒体:漫画/アニメ/実写ドラマ
アパートで1人暮らしを始めた4歳児・コタローと、隣人の売れない漫画家・狩野。年の離れた2人の交流を描くハートフルコメディです。
ダラさんとここが似てる:怪異は登場しませんが、「訳ありの存在と、まっすぐな子ども」の組み合わせが生む笑いと涙の配合はダラさんと同系統。日向と薫のような子どもの自由さに笑わされ、その裏にある事情に胸を締めつけられる——あの感覚をもう一度味わえます。
こんな人におすすめ:ダラさんの泣ける回が特に好きな人。日常系ハートフルを求める人。
第10位:蟲師
- 作者:漆原友紀
- 媒体:漫画(全10巻で完結)/アニメ
人ならざる存在「蟲」が引き起こす怪異を、蟲師・ギンコが訪ね歩き解き明かしていく和風幻想譚。1話完結型の連作短編です。
ダラさんとここが似てる:コメディ要素は控えめですが、山深い集落、土着の信仰、人と人ならざるものの境界線という舞台設定は、ダラさんの世界観と地続きです。忌み地や祠の描写にゾクッとした人なら、本作の静謐な怖さと美しさにも必ず引き込まれるはず。
こんな人におすすめ:ダラさんのホラー・民俗学的な側面に惹かれた人。落ち着いた作品を読みたい人。
よくある質問(FAQ)
Q1. 『令和のダラさん』のアニメはどこで見られますか?
A. 2026年7月からTOKYO MXほかで放送中です。ABEMAやdアニメストアをはじめ、主要な配信サービスでも順次配信されています。視聴環境に合わせて、公式サイトの放送・配信情報を確認するのがおすすめです。
Q2. 原作漫画は何巻まで出ていますか?
A. 2026年6月時点で既刊8巻です。KADOKAWAの「カドコミ」などで連載中なので、アニメから入った人は原作もぜひチェックしてみてください。
Q3. この中で「一番似てる」のはどれですか?
A. 総合力なら1位の『夏目友人帳』、ホラーとギャグの落差なら『見える子ちゃん』、ネット怪談という出自の近さなら『裏世界ピクニック』がイチオシです。「ダラさんのどこが一番好きか」で選ぶと失敗しません。
まとめ:ダラさんロスは「怖い×笑える×泣ける」で埋めよう
『令和のダラさん』に似てるアニメ・漫画をランキングTOP10で紹介しました。
- 交流のあたたかさ重視 → 夏目友人帳/大蛇に嫁いだ娘/コタローは1人暮らし
- ホラーとギャグの落差重視 → 見える子ちゃん/ダンダダン/地縛少年花子くん
- ネット怪談・和風オカルトの空気重視 → 裏世界ピクニック/うしおととら/蟲師
どの作品も「人ならざるものと人間の距離が縮まる瞬間」を丁寧に描いた良作ぞろいです。アニメ『令和のダラさん』を毎週追いかけつつ、気になった作品からぜひ手に取ってみてください。

