たまには、書評も書いてみようということで、一発目は独特の文体で人気の大好きな町田康さんの「パンク侍、斬られて候」です。
「パンク侍、斬られて候」
『パンク侍、斬られて候』(読み:パンクざむらい、きられてそうろう)は、町田康による小説作品。
舞台は江戸時代。浪人・掛十之進は、仕官の職と報酬欲しさに、恐るべき災いを引き起こすとされる新興宗教団体「腹ふり党」の討伐を説く。黒和藩(くろあえはん)重臣・内藤帯刀はこれを利用して自分と対立する重臣の失脚を目論むが、教祖が捕縛された腹ふり党は既に解散しており、存在しないことを知る。内藤は偽の腹ふり党をねつ造する計画を企てるが、その結果、黒和藩に阿鼻叫喚の大惨事が訪れる。
Wikipediaより引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%AF%E4%BE%8D%E3%80%81%E6%96%AC%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%A6%E5%80%99
正直、人を選ぶ作家さんだと思います。
ただ、独特の文体というかリズム感があって、ハマると癖になる小説家です。
もともと、伝説的パンクバンド「INU」のぼーかるだったので、一言でいえばパンクでありロック。
音楽を聴くのに近い感覚です。
1回ではわからないこともあります。
音楽と一緒で、何度も読むことで新しい良さに出会える作品です。
音楽的読書を体感するにはもってこいですね。
町田康とは?
町田 康(まちだ こう、1962年1月15日 - )は日本の小説家・ミュージシャン。旧芸名は町田 町蔵(まちだ まちぞう)。本名は町田 康(まちだ やすし)。
大阪府堺市出身。1981年、バンド「INU」のボーカリストとしてアルバム『メシ喰うな!』[1]で歌手デビュー。同バンド解散後もさまざまな名義で音楽活動を続けるかたわら、俳優としても多数の作品に出演。1996年には処女小説『くっすん大黒』で文壇デビュー。2000年に小説『きれぎれ』で第123回芥川賞受賞。以後は主に作家として活動している。
Wikipediaより引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BA%E7%94%B0%E5%BA%B7
すごい人なんです。
伝説的パンクバンド「INU」を率いた後に、芥川賞受賞ってもう天才ですね。
しかも、イケメンなんですよ。
神様いくつ才能与えたんだっていうくらいの天才です。
個人的には、小説デビュー作の「くっすん大黒」がロック全開キレキレモードなのでおすすめです。
まとめ
ここまでいかがでしたでしょうか。
最近の町田康はエッセイなども出しているのでそちらも面白いです。
この機会にロック的小説生活を始めてみるのもいいかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございました。