一昔前までは、おうち映画館の主役はホームシアタースピーカーシステムが主流でした。
しかし、今はサウンドバーの技術が進みビーム効果を取り入れ壁の反響音で立体音響を生み出す技術の目覚ましい確信によって、サウンドバー1本で、今までのような5つや7つのスピーカーを使わずとも映画館のような音響効果の恩恵が受けれるようになりました。
そこで、今回は一人暮らしでも簡単に設置できるプレミアムサウンドバーを口コミも交えてご紹介します。
Bose Smart Soundbar 900 スマートサウンドバー
やはりまず最初にご紹介したいのはBOSEです。
重低音に定評があり、コストパフォーマンスに優れているのが特徴で本当に包み込まれるような臨場感を味わえます。
Dolby Atmos®対応のBose Smart Soundbar 900が、映画館での没入感をご自宅にお届け。
まさに、ムービーシアターエクスプレスと言っても過言ではありません。
カスタムメイドの2つのアップファイアリング(天井反射)ダイポールスピーカーが、ボーズのテクノロジーと連動して、部屋のあらゆる方向から、さらには頭の上からも、立体的でまるで音があふれてくるような感覚をもたらします。
お気に入りの映画の屋外シーンでは、雨が上から降ってくるように感じられ、Dolby Atmosでエンコードされていないコンテンツは、独自技術の「TrueSpace™」空間処理により、ステレオや5.1chサラウンドサウンドなどのDolby Atmos以外の音声フォーマットも高度に解析してアップミックスすることで精緻で立体感のある音場を再現。
高さを感じられる音景、臨場感あふれる7チャンネルのサウンド体験を創り出します。
その結果、どんなコンテンツを観ていても、納得のリアルなサウンドがあなたを包み込みます。
実感できるのは、音質だけではありません。素材の品質、構成、仕上げ、コントロール。
音だけでなく、デザインの細部にまでこだわった美しいサウンドバーです。Amazon AlexaとGoogleアシスタントを搭載、話しかけるだけで、すべてのエンターテインメントをコントロール、一日のスケジュール管理、情報の検索が可能です。
大音量で音楽を再生していても大丈夫、Noise-rejecting microphone(不要なノイズを拾わないマイク)システムが全方位からの音声を認識。Bose Voice4Video™テクノロジーにより、リモコンの代わりに、声で操作することも可能です。
「アレクサ、NFLネットワークを見せて」などと言うと、テレビの電源が自動的に入り、正しい入力に切り替わり、目的のチャンネルをすぐに視聴することができます。リビングで放送されている試合を、裏庭のテラスでバーベキューをしながら聞きたいという場合でも大丈夫。
サウンドバーと対応するボーズの Bluetooth®スピーカーをペアリングするだけで、試合を見逃すことなくバーベキューを楽しめます。音楽を、お好きな方法で。
Wi-Fi®、Bluetooth、Apple AirPlay 2、Spotify® Connect、Chromecastに対応するデバイスをお持ちなら、サウンドバーを使って聞くことができます。ボーズのスマートスピーカーまたはAmazon Echo製品があれば、電話に手を伸ばすことなく、電話を受けたりかけたりすることができます。
「アレクサ、お母さんに電話をかけて」と言うだけで通話が始まり、「アレクサ、応答して」と言えば着信を受けることができます。セットアップはBose Musicアプリから簡単に行えます。
また、Bose Smart Soundbar 900と他のボーズのスマートスピーカーをWi-Fiでグループ化すれば、家中で音楽を楽しむことが可能。
すべての部屋で同じ曲を聞くことも、部屋ごとにそれぞれ異なるコンテンツを聞くこともできます。*Voice4Videoは、国や地域によって利用できる機能が異なる場合があります。
2022上半期ベストバイ家電【サウンドバー部門】1位受賞も納得の1級品です。
JBL BAR 1000 サウンドバー
続いても、音響技術に定評のあるJBL。
こちらは、サブウーファーもセットになっているので大満足の重低音が響き渡ります。
最新のサラウンドフォーマットであるDolby Atmosに加え、JBLブランド国内初のDTS:Xに対応。
空間における高さの表現が可能になる優れたサラウンド技術により、雨や落雷、空中を旋回するヘリコプターなど、頭上にある音声情報が鮮明になり、映画などの迫力ある映像に天空も含めた全方位から包まれるような臨場感をもたらします。
さらに、4つの筐体を設置するだけでDolby AtmosとDTS:Xの7.1.4chの立体音響を簡単に実現できるようにするのが、着脱式のワイヤレス・リアスピーカーと、JBL独自の「MultiBeam」テクノロジーです。
従来のサウンドバーでは、上・横・背後のサウンドイメージをバーチャルサラウンドで疑似的に再現するところを、本製品では、壁を使って音を広く反射させるビームフォーミング技術を使った「MultiBeam」を搭載。
部屋の壁や天井にビーム上に放出したサウンドを反射させ、視聴位置の横の「サラウンドチャンネル」や、スピーカーの設置が難しい4つの「ハイトチャンネル」で、天井から反射される音を創り出すことができます。
これにより、前後左右の二次元的な平面空間に、高低までも描き出された三次元的な立体空間に包まれる「イマーシブオーディオ」を部屋中で体感いただけます。
サウンドバー本体の両端に搭載したワイヤレス・リアスピーカーは着脱が可能です。本体から取り外し、視聴している場所の背後に設置するだけのアクションで、電源ケーブルやスピーカーケーブルなど一切のケーブル無しで、後ろから迫る音にも包まれ、映画館にいるかのような圧倒的な没入感を得られます。
ワイヤレスの懸念である音のわずかなズレは、低遅延の2.4GHzワイヤレス伝送技術により、その他のチャンネルとの遅延も無く、滑らかな音のつながりを実現しています。
また、内蔵充電池は約3,200mAhの大容量タイプのため、およそ10時間の連続使用ができ、映画4~5本の鑑賞が可能です(映画の内容や再生音量などにより連続使用時間は変わります)。
さらに長い時間、映画鑑賞を楽しみたいときのために、リアスピーカーには充電用のUSB-C端子を装備。充電しながら使用することも可能です(アダプターは別売)。
また、普段、テレビのニュースやバラエティ番組を気軽に楽しみたい時や音楽をBGMとして再生する際には、リアスピーカーをサウンドバーに装着したまま一体型の状態でもお楽しみいただけます。
「どっぷり映画の世界に浸りたいときだけ取り外して背後に設置する」という新発想で、シアター空間を導入するという夢と、インテリアとして美しくスッキリとした空間を保ちたいという現実が相反する、理想のリビングルームを高い次元で実現することが可能です。
サウンドバー部に2ウェイ構成のセンター/レフト/ライト用スピーカー6基とサラウンド用ビームフォーミングスピーカー2基、ハイトスピーカー2基を搭載。
ワイヤレス・リアスピーカーには、リアチャンネルスピーカーとハイトリアスピーカー2基をそれぞれ搭載し、ワイヤレス・サブウーファーに搭載された大口径250㎜ウーファーを含めた、合計15基による贅沢なユニット構成を採用した7.1.4chを実現。
総合出力880Wの圧倒的なパワーでこれらのスピーカーを駆動することで、ご自宅のリビングルームがあたかも映画館に早変わりしたかのような、立体音響空間を高精細に描きだすことが可能です。
300Wのハイパワーアンプを搭載した大口径・250mm径のワイヤレス・サブウーファーもセット。
JBLが75年以上の歴史の中で培った大口径ウーファー技術により放たれる正確でキレのある重低音は、轟くような機体の発射シーンや、雄大な大群の足音に、迫力だけでなく重層的に低音の違いを描き分けることが可能です。
夜間の視聴などで、近隣への音漏れが気になる場合は、低音のレベルを5段階で調整することも可能です。
映画などの映像コンテンツの中で、最も重要な音声成分である「セリフ」にも細心の配慮を施しています。
本モデルのために新たに開発したダイアログ・エンハンス技術「PureVoice」テクノロジーは、独自のアルゴリズムを使用して声の成分をリアルタイムで解析し、声の成分の輪郭を際立たせ明瞭度を高める革新的な技術です。
激しく銃弾が飛び交うようなアクションシーンや、壮大なオーケストラのBGMで迎えるクライマックスの場面でも、迫力を損なうことなく重要なセリフをしっかりと聞き取ることが可能です。
「MultiBeam」テクノロジーにより、天井と壁の反射を利用して立体音響空間を創り出しているため、スピーカーから放射された「音のビーム」を空間に合わせて、正確に反射させることが重要です。
本体に内蔵された測定用マイクとスピーカーを使って、本体と壁との距離や壁材の違いによる反射速度の違い・空間の広さを測り、設置場所や空間に依存せず常に最適なサラウンドサウンド効果が得られるよう測定し、自動で補正するのが「キャリブレーション(部屋の測定)」機能です。
計測用のマイクや特別なソフトウェアは不要で、付属のリモコンまたはアプリで、ルーム測定から調整までが1ボタンでできます。
Dolby Atmosの伝送も可能なeARC対応HDMI出力端子に加え、3系統のHDMI入力と光デジタル入力と豊富な入力端子を備えているため、映画だけでなくテレビやゲームなど幅広いコンテンツを高音質で楽しむことができます。
4KのDolby VisionやHDR10のパススルーにも対応しており、近い将来に訪れる高精細時代のデバイスにもフルで対応可能です。
最新のWi-Fi6にも対応したデュアルバンドWi-Fiを内蔵。AirPlay2、Alexa Multi-Room Music、Chromecast built-inを使うことで、300以上 のオンライン音楽ストリーミングサービスを本モデルで聴くことができます。
お気に入りの音楽、インターネットラジオ、ポッドキャストなどあらゆるコンテンツを高品位なサウンドで楽しめます。
また、ネットワークに接続しておくことでソフトウェアの自動更新も行われ、常に最新の状態でご利用いただけます。
本モデルより新たにJBLのネットワーク対応製品を、設定から音楽再生まで一元管理する統合型アプリ「JBL ONE」をご用意。Wi-Fi設定やキャリブレーションなどの機器設定や音質調整をはじめ、各種音楽サービスをまたがった楽曲検索など、このアプリ1つでいままでにないシームレスな体験を提供します。
部屋の測定を行う「キャリブレーション」機能も本アプリより簡単に実施できます。
サウンドバー本体には大型の液晶ディスプレイを装備しており、視認性に優れているため、現設定を確認しながら操作することが可能です。
また、着脱式のワイヤレス・リアスピーカーを外した際にも美しい製品外観を保つため、接続部分の充電端子を隠すサイドキャップを付属するなど、インテリアとしての配慮もされています。
さらに、新規デザインのリモコンは、ボタン数を増やしながらも、どこに何があるかわかりやすいゾーニングを行うことで視認性と操作性を維持。「キャリブレーション」機能だけでなく、サラウンド効果の調整・低域の調整もダイレクトに行えるようになり、実用性を飛躍的に向上させています。
B&W PANORAMA3
コチラは、ボルボなどの輸入車のスピーカーにも使われているB&Wのホームスピーカーです。
Panorama 3は、上向きにサウンドを放射するDolby Atmosイネーブルドスピーカーを搭載した初のBowers & Wilkinsサウンドバーです。
数々の世界的なレコーディングスタジオとの数十年におよぶ協力関係を通して得られた知識と経験が、Panorama 3の卓越したサウンドを創り上げました。
外付けのサブウーファーやサラウンドスピーカーは必要なく、1台のサウンドバーだけで最高の音響体験をお届けします。
そして、AlexaBuilt-inによる音声コントロール、幅広い音楽ストリーミングサービスへの対応、マルチルーム機能などのスマートさも兼ね備えています。
Sonos Arc Soundbar
そして、最近話題のソノスです。
sonos Arcを一見しただけでは、オーディオ機器であるとわからないかもしれない程に洗練されたデザインが特徴です。
操作ボタンと余計な意匠やパーツによる装飾性を廃したことで、インテリアともすんなり調和するデザイン性の高さにも定評があります。
セットアップはすごく簡単で、Sonos S2アプリをダウンロードし、手順に沿って行っていけば、すぐに設定が完了します。
アプリの完成度が高く、とてもシンプルでなおかつ洗練されたユーザーインターフェースを備えているので操作性も抜群です。
聴き始めたら、瞬く間に、その臨場感あふれるサウンドに魅了されてしまった、という声も多く聞かれている名品なんです。
効果は重心が低く、力感あふれる低音再生に良い形で表れていて、お腹の底にまでガツンと響くほどパワフルな爆音をシングルボディで鳴らし切るサウンドバーは滅多にないです。
Sonos Arcを1台導入するだけで、豊かなホームシアター体験が実現可能になるというキャッチコピーも頷ける出来なんです。
ソニー サウンドバー HT-NT5
最後は、やはり日本を代表するメーカーSONYです。
薄型デザインとハイレゾ音源再生を両立したサウンドバーで珍しいデザインで非常におしゃれです。
HT-NT5は、DSD(5.6MHz/2.8MHz)やWAV・FLAC(最大192kHz/24bit)などのハイレゾ音源に対応。
曲のディテール、楽器の音色、ライブの空気感までもリアルに表現。まるでレコーディングスタジオやコンサートホールで聞いているような、かつてない臨場感を堪能できます。
入力された4K映像信号を、そのまま4K対応テレビへ送信する「4Kパススルー」に対応。
さらに、4K放送対応チューナーを接続するために必要な著作権保護規格HDCP2.2に準拠しています。またHDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応し、最新の高画質映像を高音質のままお楽しみいただけます。
ハイレゾ対応ながら薄型デザインを実現しました。
スタンドの低いテレビの前にも画面を隠すことなく手軽に設置できます。付属の壁掛け用ブラケットを使って壁にも設置できるなど、多彩なレイアウトが可能です。
「ワイヤレスマルチルーム」「ワイヤレスサラウンド」対応の商品同士を組み合わせて、ワイヤレスでさまざまなコンテンツを楽しめます。
ブラビアと同様にシンプルで研ぎ澄まされたデザインで、さまざまなリビングに自然と溶け込む、上質で美しいたたずまいが美しいです。
まとめ
やはり、低価格のサウンドバーと比べて音場が違いますね。
特に、デザインや送させが桁違いなのが10万円を超えるサウンドバーならではの恩恵です。
しかも、重低音だけでなく、臨場感が映画館と遜色ないほどに感じることが出来ます。
個人的には、SONOSがデザイン、音響面でもおすすめです。
臨場感のあるサウンドバーでお仕事で疲れたあなたの心と体を、おうち映画館で癒してあげてください。