引っ越し大名
まず、あらすじとしては・・・
江戸時代。急な国替えを命じられたミッチー演じる藩主。
ミッチーがお殿様とか、もうここでセンス!
配役の妙っていうか、センスあるよね。
国替えとは、参勤交代をはるかに上回る莫大な労力と金額が必要な一大事業なのですが、これまでの度重なる国替えで藩の財政事情は苦しいというのに、減封まで言い渡される。
要するに減給ね!
さらに悪いことに、国替えを担当していた引っ越し奉行が激務がたたって亡くなってしまう。
そこで後任の引っ越し奉行に、書庫番の星野源演じる片桐春之介を指名。
国替えの経験などないど素人の春之介はどこから手をつけて良いのか右往左往。
そこで前任の引っ越し奉行の娘である高畑充希演じる於蘭に助けを求める。
そして、春之介は仲間の協力や於蘭の厳しい引っ越し指南に助けられて、国替えの準備を進めていくのであるが…
というお話。
高橋一生、高畑充希など個性的な俳優が脇を固めております!
特に、この高橋一生が槍に刀に大活躍なんです!
ナイスキャラだし、安定のベテラン演技だし欠かすことのできない名優っぷり!
ホントどの映画でも、高橋一生でてくると安心するよね。
でもホント最近、時代物を観ることが多くなってきたなー。
年かなー、年なのかなー!
それこそ、派手さこそないですが、地味で草食系の星野源が地道に閃きと工夫で困難を乗りきっていく様は一見の価値ありです。
一味違う時代劇を観たいときにはもってこいです!
なんだか最後、ほっこり感動するし!
武士の時代の良さっていうのかなー、義に厚い良い作品です!
是非一見の価値ありです。
幕末高校生
最近時代物にハマっております。
てか、これはタイムスリップものか!
というわけで、本日は「幕末高校生」でござりまする!
群青戦記とか、最近はいろいろあるけど、これが戦国自衛隊以来のタイムスリップもの!
現代の高校教師と教え子たちが幕末にタイムスリップしたことから巻き起こるトラブルを、コメディタッチで描いた時代劇エンターテインメント!
江戸時代末期の1868年、国内での無益な戦いを避けるため西郷隆盛との和平交渉に奔走していた玉木宏演じる勝海舟は、未来からやってきたという石原さとみ演じる高校教師の未香子と出会う。
そして、西郷からの使者を待つ勝に対し、未来で歴史を教えている未香子は「和平交渉が行われるから、江戸で戦は起こらない」と言い切るが、歴史はすでに思わぬ方向へと変わり始めていた。。。
まー、とりあえず、勝海舟こと玉木っちを守れってことね!
というあらすじ。
軽い感じで、とにかくポップで見やすい作品です。
とくに玉木宏かっけぇ!
ただいるだけでかっけぇ!
石原さとみもかわいい!
ここがピークなんじゃね!?
くらいに、状態が良いです!
そして、江戸時代末期に自動車が疾走する様が特にシュールです。
ただ、デロリアン的な存在が軽自動車って!
軽でバック・トゥ・ザ・フューチャーな映画!
気楽な娯楽大作です!
ゴロゴロしながら鑑賞するのにもってこいの良作です!!!
殿、利息でござる
あらすじは・・・
江戸中期の仙台藩。
藩に重税を課され破産や夜逃げが続出する小さな宿場町で、町の未来を不安に思った男たちは、困窮の中、あることを思いつく。
それは、藩に大金を貸し付け、その利息を得るという前代未聞の金策だった。
というあらすじ。
正直、何かムズイ!
とおもってたけど、要は税金が重すぎるからみんなでお金を出し合って金貸しして利息で払っちまおうってこと!
羽生弓弦が出てることでも話題になった映画。
結構演技上手かったよ、弓弦くん!!
主演は、阿部サダヲ。
久しぶりに阿部サダヲ見ましたけどなんか落ち着きましたね。
昔のぶっ飛んだイメージ払拭されましたね。
大人計画通り大人になったアダルトな演技で渋み増してます。
松田龍平の一見冷酷な役人にもなかなか深みを感じましたね。
話は特別波乱とか手に汗握るとはないですが、やはり山崎努、妻夫木聡、竹内結子など名俳優が屋台骨を支えていて、堅牢な佳作です。
竹内結子なんで死んじゃったかね。
コンフィデンスマンJpでも素敵な演技で、大事な役を演じていて、これからまだまだの俳優さんだったのに・・・残念です。
それにしても、妻夫木聡いい俳優になりましたね。
そして、重鎮!
最後の砦!
山崎努が良い味出してます!
重みがあるよね!
味があるよね!
居るだけで存在感っていうかなんというか。
まだまだ現役でお願いしたい名優さんです!!
まだまだ映画にも出てるのでまだまだ観たい俳優さんです。
と、なかなかの作品なのでおすすめでーす!!